歯と爪

創元推理文庫の翻訳小説で、2010年に「改版」が刊行されています。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488163044
終盤が返本対応の袋とじで「意外な結末」が強調されてきましたが、物語自身も魅力ある作品かと。
原題の「The Tooth and the Nail」は、全力や必死を意味する「tooth and nail」と、作中トリックの双方に関連が。
http://dictionary.goo.ne.jp/ej/750288/meaning/m0u/